シロダモの育て方
育てる環境について
シロダモは日当たりがよい肥沃な環境を好むようになっています。したがって痩せた土地ではあまり大きくなりません。肥料をしっかりと与えることが大切です。丈夫な性質となっているので、日陰でも育てることができますが、やはり植物にとっては肥沃な土地の方を好みます。成長は少し早くなっており、移植は少し難しくなっています。
高さは10メートルから15メートル程度にまで成長をします。後援や街路樹や防風林として使われています。価格はそれほど高いということはなく、一株500円から1000円程度で入手することができます。日向から半日陰で適度な湿度で肥沃な土地に植え付けるのが理想です。乾燥にもしっかりと耐えることができ、3月から4月にいらなくなった枝を切るようにします。
生け垣の場合には頻繁に切り戻しをしなければいけません。強剪定にもしっかりと耐えることができます。湿気があり肥沃な土壌を好むということで緑地や雑木林や公園などにたくさん植えられていますが、暑さや潮風にも強いということで、海岸近くへの植栽にも適しています。
成長が早く萌芽力もあるので、刈り込みにもしっかりと耐えることができます。日当たりや風通しの良いところに大きめの穴を開けて、肥料と共に植え付けていきます。すぐに大きく成長するということで剪定をして成長を止めるということを忘れないようにします。栽培の際に環境にはとくに大きな注意をしなければいけないということがありません。
種付けや水やり、肥料について
シロダモの育て方としては、環境や水やりに配慮をします。日当たりや風通しの良いところに植えるようにします。南側の庭部分に植えるというのが理想です。この部分に大きめの穴を開けて、鶏糞や堆肥を元肥としてすきこんで植えていくようにします。自然な環境ではとても高く成長します。したがって目的の高さにまで成長をしたときには、剪定をするようにします。
こうしないとどんどん成長していきます。また枝側は随時刈り込みをするようにします。剪定の時期は春や秋が適しています。暑い頃に油粕や緩効性肥料を根本に与えます。移植は少し難しくなっているので成長してから植え替えをするのは避けるようにします。植え替えや植え付けは春には3月から6月に行います。秋の場合には10月から12月に行います。
このときに注意したいのが真夏と真冬を避けるということです。培養土は水はけの良い肥沃な用土を好んでいますが、丈夫で土質を選ばない植物となっているので、それほど気にする必要はありません。2月頃に寒肥として肥料を与えます。土が乾燥してきたら水を与えるようにします。
しかしあまりたくさんの水を与えすぎると腐ってしまうので、与えすぎにも注意をします。植木鉢に植える場合には人工軽量土壌であるアクアソイルが使われます。このアクアソイルと苗を植えて、土を堅くなるまで詰めます。アクアソイルは通気性や保水性を保持してくれるので、土のようにどろどろにならないというのが特徴です。ベランダなどで育てる場合には最適です。
増やし方や害虫について
シロダモの新しい芽は組織が未成熟となっています。それはクチクラ層が発達していないということが背景にあります。したがって春先の紫外線によって葉の中の酸化力の弱い活性酸素の発生によって細胞死の可能性が高くなります。クチクラ層は表皮細胞の外側に分泌されたロウ脂質でできている物です。表層からの水分蒸発を防いだり、機械的な保護をするという役割があります。
常用広葉樹には葉の部分にツヤがありますが、これはクチクラ層が発達しているからとなっています。とくに影響を受ける害虫はいませんが、毎日観察して変化がないかを確認することが大切です。放っておくとすぐに大きく成長をしてしまいます。したがって目的の高さになったときには摘芯をして、気の高さを抑えるようにします。
こうすることで大きく成長しすぎるということがありません。なるから秋にかけて定期的に剪定をして、刈り込みをするようにします。果実ができるので、この果実の皮をむいて種をまいて実生で増やすことができるようになっています。雄雌が異なった株になっているので、
果実を楽しみたいという場合には雄株と雌株を一緒に育てる必要があります。花が開く時期と実ができる時期が重なっているので、花と果実を一緒に鑑賞することができます。どこでも丈夫で育てやすく大きな株に成長するので、初心者でも比較的簡単に育てることができます。寒さにも強いということで、家の庭先などに植えて楽しむことができます。
シロダモの歴史
シロダモという植物があります。あまり聞き慣れない名前ですが、日本では古くから見かけられている植物の一つです。日本では本州の山形県と宮城県以西や九州や南西諸島が生息地となっています。また国外でも生息しているところがあり、中国や台湾などにも分布しています。とくに山地や低地の森林のなかに生息しているという特徴があります。
古くから重宝されてきた植物ですが、この木全体に精油を含んでいるという理由が背景にあります。この精油を種子から取って使われてきました。このほかに自然災害が多い我が国では、防風林として植栽されてきたという歴史があります。現在に至るまでに木材としても広く利用されています。クスノキ科のシロダモ属に分類されています。
原産や分布地は本州や四国や九州や沖縄などほぼ日本全国となっています。とくに神奈川県はほぼ全域に分布しています。庭に植えて観賞用だけではなく建築や器具材や薪炭材としてもたくさん利用されています。暖かい山野で普通に見かけることができます。とくに沿海地に広く分布しています。木の高さは高い物で15メートルにもなります。
春に見られる物では、若葉を枝の先にたれ下げています。若葉は黄褐色の絹毛を密生させるようになっています。これはあとには落ちるようになっています。木の幹の部分の表面は丸い小さな皮目となっています。クレーター状の突起をたくさん目にすることができます。秋には赤い実を付けます。
シロダモの特徴
シロダモは常緑広葉樹の高い木で、その高さは15メートルにもなり、直径は50センチと非常に大きいのが特徴です。その多くは高い木の下層部分で数メートルの小さな木がたくさんあります。花は9月から10月に開花をします。果実もでき、これは翌年の10月に成熟するという特徴があります。
ハナビワ科のカノゴキと同じように秋に同じ株で黄褐色の花ときれいな赤い実を目にすることができます。シロダモはクスノキ科に分類していますが、この多くの果実は成熟すると黒く変色します。しかしシロダモの場合にはずっと赤い実を付けます。葉の芽は楕円形で先の部分がとがっています。花の芽は球形で葉の芽と花の芽の区別を簡単にすることができます。
花序全体を包んでいるような葉となっています。葉の寿命は2年から3年となっています。これは常用広葉樹としては短くなっています。したがって陰樹系となります。この樹には特徴があり、耐風性だけではなく耐火性や耐塩征のいずれも強くなっています。したがって沿岸部分に多く見られるようになっています。
宮城県や山形県にも分布していますが、常用広葉樹のなかでは耐寒性の強い種類です。シロダモからはロウソク用のロウを採取することができます。11月頃に果実を採取して水につけておき、外皮や内皮を腐らせて中の実を乾燥して物からロウソク用の油を採ることができます。どのぐらいの量が採れるのかというと、収量は30パーセント程度となっています。
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現在に至るまでに木材としても広く利用されています。クスノキ科のシロダモ属に分類されています。原産や分布地は本州や四国や九州や沖縄などほぼ日本全国となっています。とくに神奈川県はほぼ全域に分布しています。