ノースポールとハナナの育て方

ノースポールとハナナの育て方

クリサンセマムは可愛いキク属の花です。クリオスに金という意味が、アンセマムには花という意味があります。クリサンセマムと呼ばれる花の中には色々種類がありますが、今回は耐寒性に優れた白い可憐なノースポールという花の作り方を挙げます。

ノースポールの育て方

別名でヒメフランスギとも呼ばれ、発芽適温は15℃内外であるノースポールの種まきは春でも秋でも出来ます。東京以南では9月蒔きにすると、簡単な霜除けの下で1月から2月には開花し始めます。

寒冷地では終霜の1ヶ月前辺りに、よく日の当たる窓辺で鉢蒔きにして苗の栽培をするのが最適です。用土は排水良好で保水力もあるものが良いので、ピートモス・人工堆肥・腐葉土などを必ず混ぜておく必要があります。元肥には緩効性の肥料を施しておくと、後の管理が楽になります。

種まきの時期は、暖地では9月上旬から10月上旬、寒地では3月中旬から4月上旬が敵期です。浅鉢に人工標準培養土などを入れて種を薄くバラ蒔きにします。極薄く覆土したらそのまま低灌水にします。

こちらのマリーゴールドの育て方もかなり参考になります♪

ノースポールの移植について

移植の際には、本葉が4枚頃までに10センチ間隔に植え広げるか、もしくは直径9センチくらいのポットに1本ずつ移植します。あまり大株にならない内に、所定の鉢やプランターに定植しますが、直径15センチの5号鉢なら3本植え・プランターなら15センチ間隔に植え込みます。用土は移植用と同じものを用います。

秋蒔きのものは、日当たりの良い軒下や窓辺で越冬させます。時々水遣りをするだけで、追肥は3月までは殆ど必要ありません。春蒔きのものは、霜の心配が無くなった頃合を見計らって外へ出します。側枝が増えて大株になり、どんどん開花してきますので、10日に1回は液肥を与える必要があります。

ハナナの育て方

次にハナナと呼ばれるアブラナ科の花の育て方について説明します。ハナナはチリメンハクサイから分離されたと言われていますが、実際の詳しい事は不明とされています。

開花の時期は12月から4月の間です。しかし9月蒔きは12月開花、10月中旬蒔きで1月開花、11月中旬蒔きで2月開花、12月蒔きで4月開花となる為に、種まきの時期を変えて冬から春にかけて次々と咲かせるという方法もあります。

ハナナの栽培時の注意点

鉢植え栽培の場合、直径30センチ以上の鉢を使い、培地は人工標準培養土などです。種をバラ蒔きにして、薄く覆土をして上から軽く押さえつけて灌水をします。発芽までは乾燥させないように注意を払う必要があります。

発芽後は間引きを2回行い、5センチから7センチ間隔に1本とします。追肥は本葉2枚ごろから、ハイポネックス1000倍液を3週間に1回の割合で施します。

ポックス・プランター栽培の場合、容器は市販のものなどを用いて、培地は鉢植え栽培のものと同様です。10センチ間隔で1箇所5から6粒の点まきにし、発芽後は間引いて1箇所1本にします。その後の管理は鉢植え栽培と同様です。

花の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:ノースポールの育て方
タイトル:クリサンセマム・ムルチコーレの育て方
タイトル:クリサンセマム・パルドーサムの育て方

pixta_fuji

フジの育て方

藤が歴史の中で最初に登場するのは有名な書物である古事記の中です。時は712年ごろ、男神が女神にきれいなフジの花を贈り、彼...

gibanakosumos

キバナコスモスの育て方

キバナコスモスはメキシコの比較的低い場所に自生する草花で、花が咲いた後は枯れてしまい、種を取ることで毎年開花させることが...

pixta_kitunenobotan

きつねのぼたんの育て方

きつねのぼたんはキンポウゲ科の多年草です。分布は幅広く北海道、本州、四国、九州、沖縄や朝鮮半島南部にも存在します。原産は...

pixta_himeryukinka

ヒメリュウキンカの育て方

ヒメリュウキンカの原産はイギリスで、生息地は山野の湿った草原や川沿いの林床などです。原産はイギリスではありますが、自生地...

pixta_madagasukarujasumin

マダガスカルジャスミンの育て方

一般的なジャスミンはモクセイ科になります。キンモクセイなどと同じ仲間です。同じような香りをさせています。一方この植物に関...

pixta_kifugetou

キフゲットウの育て方

キフゲットウは東アジアとインド原産のショウガ科ハナミョウガ属の高さ1メートル以上になる熱帯性多年草です。日本でも沖縄県か...

pixta_anisuhip

アニスヒソップの育て方

アニスヒソップはシソ科 カワミドリ属の常緑多年草です。原産は北アメリカから中央アメリカで、森林や比較的降水量の多い高原な...

pixta_sentorea

セントーレアの育て方

セントーレアの歴史は、古くやギリシャ時代にまでさかのぼります。今現在、一般的に使われているセントーレアという属名は、ギリ...

pixta_benjamingomnoki

ベンジャミンゴムノキの育て方

この植物はイラクサ目、クワ科、イチジク属となっています。イチジクの仲間の植物になります。それほど高くに低い木で、高さとし...

pixta_chingensai

チンゲンサイの育て方

チンゲンサイの原産地は、中国の華中、華南といった地域が原産地ではなかったかと考えられています。アブラナ科で原種とされるも...

スポンサーリンク

pixta_sidareume

しだれ梅の育て方

しだれ梅は原産が中国であり、古くから観賞用として親しまれ...

pixta_inunaki

イヌマキの育て方

イヌマキはマキ科マキ属の常緑針葉高木で原産は関東から四国...

pixta_fusiguro

フシグロの育て方

フシグロは、ナデシコ科の野草で、葉のつく節が黒っぽいので...

pixta_kabotya111

カボチャの育て方

カボチャは、日本国内の分類では「日本カボチャ」と「西洋カ...