ヘレボルス・アーグチフォリウスの育て方
育てる環境について
栽培をするにあたって育て方としてどのような環境にしていくかです。冬に咲く花ですから、冬にはそれなりに強いです。そして耐暑性も兼ね揃えている花になります。クリスマスローズと言われるので12月ごろに咲いてくれると良さそうですが、実際に自然に任せて咲かそうとするとそれ程都合良くは咲いてくれません。
早ければ1月ぐらいに咲きますが、2月頃に咲くこともあります。庭植えでも鉢植えでもどちらでも行える植物になります。庭に咲かせて楽しむこともありますが、プレゼントとして使うことがあるかもしれません。そのようなときは植木鉢に植えるようにしたほうがいいでしょう。寒い季節に咲く花ですが、日当たりなどを好みます。
夏でも日当たりに当てていてもそれが原因で弱っていくことはありません。ただしあまり日当たりが良すぎるのもよくありません。庭に植えようとするときは明るい半日陰ぐらいのところを選ぶようにします。理想としては、秋から春においては日が当たるところです。落葉樹の場合は冬には葉っぱが全て落ちて上からの日差しが強くなります。
夏においては適度に日陰を作ってくれるのでこの木の下などが調度よいかもしれません。水に関しては注意が必要になりまs。日本は梅雨があったり、長く雨が降ることがあります。こうなると傷みやすくなる場合があります。雨が続きそうなときは植木鉢を中に入れるなり、雨が直接当たらないようにしておきます。傘などを設置してもいいでしょう。
種付けや水やり、肥料について
種付けをするときには土は水はけを考えます。更には水持ちが良い用土が良いとされます。水分はありすぎると困りますが、適度に必要とします。赤玉土が40パーセントぐらいあって、軽石と腐葉土がそれぞれ30パーセントぐらいの割合で配合した土であれば水はけが良くて水持ちが良い土を作ることが出来るようになります。
種まきの時期に関しては5月から6月ぐらいに行います。熟した種を採取してすぐにまくことがあります。保存をするのであれば乾燥させないようにしなければいけないので少し難しくなるかもしれません。植え付けにおいては、適当な時期としては10月から12月が良いとされています。もう少し伸ばして3月ぐらいに行っても問題はありません。
植替をするときにおいては、毎年1回、大きな鉢に変えて行うようにします。その時には根を軽くほぐすようにしておきます。絡まっている状態になっているとあまり良くありません。土をきちんと払っておくことも忘れないようにしないといけません。水やりを行うにあたって、庭植えにおいては行う必要がないとされています。
庭にある水分、雨の水分で十分対応できるからです。夏にも強いですから、よほど雨が降らない状態にならない限りにはそのままにしておけます。鉢植えにおいては10月から5月の季節には水やりを適度に行います。あげるときにはしっかりとあげます。6月から9月は水をあげる頻度を下げます。梅雨の時期には雨に当てないようにします。
増やし方や害虫について
増やす方法としては種まきが重点的になるので、しっかり種をとってまくようにしなければいけません。肥料をどのように与えていくかですが、庭植えをするときには10月ぐらいに緩効性の肥料を入れるようにします。鉢植えにおいては10月、12月、2月ぐらいに同じように緩効性の肥料をいれ、10月から春先にかけては液体肥料も使います。
回数としては2回から3回ぐらいで良いとされています。育てていく上で行わないといけない作業としては花がら摘みがあります。花が終わってもしばらく楽しむことができます。そのためにそのまましておく場合があります。しかしあまり見た目に良いわけではありません。見苦しくなったと感じるようになったら花がらごと花茎を株元から切り取るようにします。
種を取るときはこの作業は少し待たないといけません。まだ種が成熟していないからです。成熟するのを待ってから、花茎を切り取るようにすればよいでしょう。よく起きやすい病気には立ち枯れ病、べと病などがあります。どのようなときに病気になるかですが、過湿の状態にしている事があるようです。
夏などは乾燥気味に育てないといけないのに、つい水を与え過ぎたりして弱ることがあります。この鉢には水を与えないなど管理をしながら育てるようにしなければいけません。害虫で葉ハモグリバエ、アブラムシなど定番の虫が多く付きます。花がさく冬場には付きませんが、春から秋にかけて付くことがあります。
ヘレボルス・アーグチフォリウスの歴史
クリスマスによく見かける植物としてはポインセチアが有名です。なんといっても赤と緑がまさにクリスマスの色に合っています。クリスマスといいますと日本においてはプレゼントを交換したりすることで知られていますが、世界的には祝日になっているぐらいに大騒ぎになる日になります。もっと花などを飾りたいと考えるでしょう。
とは言いながら北半球ではクリスマスの時期は真冬に該当します。冬は植物にとっては決して生育しやすい時期ではありませんから、あまり咲く花がありません。その中でもある花はきれいに咲いてくれます。その一つとしてヘレボルス・アーグチフォリウスがあります。この花については原産、生息地としてはフランスからイタリアのヨーロッパとされています。
この花の別名としてあるのがクリスマスローズです。クリスマスに咲くバラとして知られています。日本においてはいつ頃伝えられたかですが、明治のはじめにおいては渡来していたとされています。ヨーロッパとの交易が行われた時期からすでにこの花が持ち込まれていたようです。
こちらにおいてはいくつかの種類があるとされています。そしてそれらを交配させて新しい種類の花を生み出すような取り組みもされています。これは古くから行われているようです。ですから原種に関しては貴重な存在になっていくかもしれません。新しく作り出されたものはそれなりに良さがありますが、原種があってこその交配種になっていくのでしょう。
ヘレボルス・アーグチフォリウスの特徴
特徴としては花の種類として何に該当するかです。まずはキンポウゲ科になります。そしてクリスマスローズ属になっています。属性に関してヘレボルス属にするケースもあります。花においては一度芽を出すと何度も花を咲かせる多年草となっています。草丈に関しては40センチぐらいのものから120センチぐらいになるものもあります。
花の色に関してはいろいろな色があるわけではありません。黄色っぽい色から黄緑色っぽい色までありますが、だいたい同じような色合いになっています。派手な色の花をつける種類ではありません。葉っぱの特徴としてはギザギザした形になっていて、花とのバランスが上手く取れています。一つの茎に対して30輪近くの花が咲くことがあります。
サクラなどが木に咲くときは豪快に見えることがありますが、同じような感覚です。植木鉢において育てようとするときでも、その中で一輪だけ咲いているようなことはなく、少なくとも十輪ぐらいは咲かせてくれるのでしょう。花の特徴としてはそれ程大きくありません。小さい花が密集して咲くことになります。
と言っても花びらなどが小さくて見えないようなことはなく、それぞれの花びらについても確認出来るぐらいの大きさです。5枚の花びらがついていることが多く、中央に黄色い部分があるので、白っぽい花と黄色の部分との兼ね合いがきれいになります。花びらはそれぞれ独立して開くのではなく、重なって開いた状態になります。
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