ポットマムの育て方
育てる環境について
多年草なので1年を通した管理方法を知って栽培をしていく必要があります。育て方において必要な環境としては、日当たりの管理を中心に行います。春夏秋冬日当たりに当てるぐらいの気持です。冬に弱い植物などだと室内での管理をしないといけないことがありますが、この花は戸外で冬を越すことが出来るくらい強いです。
ですから室内での管理は不要になります。キクにおいての特徴として短日植物とされています。日当たりによって花の咲き方が変わります。これは日当たりの強さだけでなく、日当たりの時間も影響します。昼の時間が少なくなってきたら蕾をつけると言われています。夏に花を付けさせたいと感じるなら昼の時間を意識的に減らすようにします。
そうすると本来秋に咲くはずなのに夏に咲くようなことがあります。それは何を意味するかですが、秋においてもある条件の元ではつぼみを付けないことがあります。自宅以外において、道路の近くなどでは該当を夜中いっぱい付けることがあります。たかが照明程度のように感じますが、この灯りがキクにとって日差しに感じられるようです。
夜も昼のように感じるようになって、つぼみを付けないことがあります。こうなるとせっかく咲かせようとしても咲かせることができなくなります。置くところが道路の近くにあったりして夜中も照明があるようなら注意です。夜になったら照明が直当たらないようにする、照明とは異なるところに置くなどの対処が必要です。
種付けや水やり、肥料について
咲かせるために必要なこととして、冬の寒さが必要なことがあります。草花はすべて冬は自宅に入れることがあるかもしれませんが、この花の場合はわざわざ寒さに当てるようにします。そうすることで花がつきやすくなることがあります。種付けのための土においては、水はけを重視した土作りを心がけます。更に考慮したいこととしては保肥性があります。
肥料についてはあまり簡単に流れていっては困ります。有機質のたくさん含まれ土、弱酸性の土を好むことがあります。配合例としては、赤玉の中粒が5割、腐葉土を3割にします。ピートモス2割を含ませますが、このピートモスに関しては酸度調整をしてあるものを利用します。この調整がされていないと土の状態が良くない状態のことがあります。
その他にはリン酸分の緩効性化成肥料を加えるようにすると肥料の配合としてもちょうどよい具合になります。水やりについてはしっかりとする植物になります。乾燥にあまり強くなく、弱いと言っても過言ではない植物になります。乾燥していると葉っぱにその影響が出てきます。
いつもは元気よく伸びている葉っぱがだらりと垂れてしまっていることがあります。こうなるとあまり良くありませんから、しっかりと水を与えます。水は必要ですがもちろん程々です。土が常に濡れている状態を維持できれば十分でしょう。夏場に関しては乾燥のために水下がりが起きることがあります。朝夕の2回与えるようにします。
増やし方や害虫について
冬において水やりが必要かどうかですが、この花についてはある程度が必要になります。注意としては霜が降りてしまうと株が枯れます。霜対策としては、根本に小さな葉っぱを置くようにすることがあります。そうすることで土がそれ程冷え込まないようにすることができます。この作業をしながら水やりも継続するようにします。
庭植えにおいては雨だけである程度は水対応ができます。増やし方としてはさし芽を行います。時期としては5月から6月ぐらいとされます。大きく充実した新芽を使います。方法は、太い新芽の先端を5センチほどきります。それに発根剤をつけます。そして清潔な用土にさします。日陰で管理するようにします。
この時はあまり日光には当てません。植え替えは毎年3月から5月を中心に行うようにします。古い用土を落とし、枯れた部分を切り取って植え替えるようにしま。この時に株分けを行うと、そこから増やすことが可能になります。病気としてあるのは葉枯病、さび病があります。葉枯病はセンチュウと呼ばれる虫によって葉が枯れてしまう病気になります。
これになり始めたら葉ごと取り除いて伝染するのを防ぎます。さび病は葉に斑点が出来る病気です。初期状態ではそれだけですが、そのうち枯れてくることがあります。殺菌剤などで対応するようにします。害虫としてはアブラムシ、ヨトウムシ、キクスイカミキリがいます。通年出てくるものと、決まった時期に出やすくなるものがいます。
ポットマムの歴史
キクと日本的な花の一つですが、洋風のキクも見られますから、和風にしても洋風にしても良い花と言えるかもしれません。花びらが沢山ついていてそれがより花を豪華に見せてくれます。さくらなどだと花びらが5枚程度ですからキクに比べるとかなりシンプルな花に見えることがあります。
日本においてはキクにおいてはかなり立派に作りこむことがあるようです。素人であっても展覧会などが開かれて、コンテストなどもありどちらかといいますと敷居の高い花のイメージもあります。その中で比較的簡単に咲かせることが出来る花がポットマムと呼ばれる種類になります。
こちらにおいては原産、生息地は中国とされています。どのようにして生まれたかについては、1950年台にアメリカにおいて鉢植え向きの矮性園芸品種として作られたとされています。その中において秋ギクの種類に入ります。キクにおいては日が短くなる秋になると花芽をつける短日植物になります。人工的に電灯を照らすことで日の長さを長くしたり、
幕で覆って日の長さを短くしたりして通年開花株が生産されるようになっています。歴史としては、いろいろな方法で楽しみ方が出来るようにされています。もっと進んでいる方法としては矮化剤において草丈を低くするものがあります。草丈が高い種群においても矮化剤を利用することで小さいタイプとして販売されることがあります。矮化剤についてはそれ程長く影響をもたらさないので注意が必要になります。
ポットマムの特徴
この花の種類としてはキク科になります。デンドランセマ属に類することになります。多年草で、枯れることなく毎年咲かせることが可能になっています。高さとしては低いタイプが主になりますから10センチぐらいから50センチぐらいの高さになります。開花をするのは秋です。
秋ギクとも呼ばれています。9月から11月ぐらいをメインに花を咲かせます。花の色としては黄色がよく知られますが、白、赤、ピンク、オレンジと様々な色があります。変わった色としては緑色、茶色、複色タイプもあります。耐寒性があるので、日本において冬を越すことが可能です。耐暑性は特に強いわけでもなく弱いわけでもない種類になります。
ポットマムの他ガーデンマムと呼ばれることがありますが、これは花の名前のように感じているかもしれません。ポットに生えることが出来る、ガーデンに生えることが出来るクリサンセマムの意味として名前が付けられたとされてます。クリサンセマムはキクの事になります。花の付け方としては、一輪ざきのスプレータイプもあれば、
一つの鉢に複数の花がいくつも咲いているような花もあります。うまく作ることができれば一つの植木鉢において菊の花で覆い尽くすようにこんもりと咲かせるようなことができます。かなり豪快な植木鉢になりますから、一本の大きな植木鉢を作るよりも作りがいを感じることが出来るかもしれません。細かいキクの種類についてはあまりこだわらないことが多くなります。
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