ポットマムの育て方

ポットマムの育て方

この花の種類としてはキク科になります。デンドランセマ属に類することになります。多年草で、枯れることなく毎年咲かせることが可能になっています。高さとしては低いタイプが主になりますから10センチぐらいから50センチぐらいの高さになります。

育てる環境について

多年草なので1年を通した管理方法を知って栽培をしていく必要があります。育て方において必要な環境としては、日当たりの管理を中心に行います。春夏秋冬日当たりに当てるぐらいの気持です。冬に弱い植物などだと室内での管理をしないといけないことがありますが、この花は戸外で冬を越すことが出来るくらい強いです。

ですから室内での管理は不要になります。キクにおいての特徴として短日植物とされています。日当たりによって花の咲き方が変わります。これは日当たりの強さだけでなく、日当たりの時間も影響します。昼の時間が少なくなってきたら蕾をつけると言われています。夏に花を付けさせたいと感じるなら昼の時間を意識的に減らすようにします。

そうすると本来秋に咲くはずなのに夏に咲くようなことがあります。それは何を意味するかですが、秋においてもある条件の元ではつぼみを付けないことがあります。自宅以外において、道路の近くなどでは該当を夜中いっぱい付けることがあります。たかが照明程度のように感じますが、この灯りがキクにとって日差しに感じられるようです。

夜も昼のように感じるようになって、つぼみを付けないことがあります。こうなるとせっかく咲かせようとしても咲かせることができなくなります。置くところが道路の近くにあったりして夜中も照明があるようなら注意です。夜になったら照明が直当たらないようにする、照明とは異なるところに置くなどの対処が必要です。

種付けや水やり、肥料について

咲かせるために必要なこととして、冬の寒さが必要なことがあります。草花はすべて冬は自宅に入れることがあるかもしれませんが、この花の場合はわざわざ寒さに当てるようにします。そうすることで花がつきやすくなることがあります。種付けのための土においては、水はけを重視した土作りを心がけます。更に考慮したいこととしては保肥性があります。

肥料についてはあまり簡単に流れていっては困ります。有機質のたくさん含まれ土、弱酸性の土を好むことがあります。配合例としては、赤玉の中粒が5割、腐葉土を3割にします。ピートモス2割を含ませますが、このピートモスに関しては酸度調整をしてあるものを利用します。この調整がされていないと土の状態が良くない状態のことがあります。

その他にはリン酸分の緩効性化成肥料を加えるようにすると肥料の配合としてもちょうどよい具合になります。水やりについてはしっかりとする植物になります。乾燥にあまり強くなく、弱いと言っても過言ではない植物になります。乾燥していると葉っぱにその影響が出てきます。

いつもは元気よく伸びている葉っぱがだらりと垂れてしまっていることがあります。こうなるとあまり良くありませんから、しっかりと水を与えます。水は必要ですがもちろん程々です。土が常に濡れている状態を維持できれば十分でしょう。夏場に関しては乾燥のために水下がりが起きることがあります。朝夕の2回与えるようにします。

増やし方や害虫について

冬において水やりが必要かどうかですが、この花についてはある程度が必要になります。注意としては霜が降りてしまうと株が枯れます。霜対策としては、根本に小さな葉っぱを置くようにすることがあります。そうすることで土がそれ程冷え込まないようにすることができます。この作業をしながら水やりも継続するようにします。

庭植えにおいては雨だけである程度は水対応ができます。増やし方としてはさし芽を行います。時期としては5月から6月ぐらいとされます。大きく充実した新芽を使います。方法は、太い新芽の先端を5センチほどきります。それに発根剤をつけます。そして清潔な用土にさします。日陰で管理するようにします。

この時はあまり日光には当てません。植え替えは毎年3月から5月を中心に行うようにします。古い用土を落とし、枯れた部分を切り取って植え替えるようにしま。この時に株分けを行うと、そこから増やすことが可能になります。病気としてあるのは葉枯病、さび病があります。葉枯病はセンチュウと呼ばれる虫によって葉が枯れてしまう病気になります。

これになり始めたら葉ごと取り除いて伝染するのを防ぎます。さび病は葉に斑点が出来る病気です。初期状態ではそれだけですが、そのうち枯れてくることがあります。殺菌剤などで対応するようにします。害虫としてはアブラムシ、ヨトウムシ、キクスイカミキリがいます。通年出てくるものと、決まった時期に出やすくなるものがいます。

ポットマムの歴史

キクと日本的な花の一つですが、洋風のキクも見られますから、和風にしても洋風にしても良い花と言えるかもしれません。花びらが沢山ついていてそれがより花を豪華に見せてくれます。さくらなどだと花びらが5枚程度ですからキクに比べるとかなりシンプルな花に見えることがあります。

日本においてはキクにおいてはかなり立派に作りこむことがあるようです。素人であっても展覧会などが開かれて、コンテストなどもありどちらかといいますと敷居の高い花のイメージもあります。その中で比較的簡単に咲かせることが出来る花がポットマムと呼ばれる種類になります。

こちらにおいては原産、生息地は中国とされています。どのようにして生まれたかについては、1950年台にアメリカにおいて鉢植え向きの矮性園芸品種として作られたとされています。その中において秋ギクの種類に入ります。キクにおいては日が短くなる秋になると花芽をつける短日植物になります。人工的に電灯を照らすことで日の長さを長くしたり、

幕で覆って日の長さを短くしたりして通年開花株が生産されるようになっています。歴史としては、いろいろな方法で楽しみ方が出来るようにされています。もっと進んでいる方法としては矮化剤において草丈を低くするものがあります。草丈が高い種群においても矮化剤を利用することで小さいタイプとして販売されることがあります。矮化剤についてはそれ程長く影響をもたらさないので注意が必要になります。

ポットマムの特徴

この花の種類としてはキク科になります。デンドランセマ属に類することになります。多年草で、枯れることなく毎年咲かせることが可能になっています。高さとしては低いタイプが主になりますから10センチぐらいから50センチぐらいの高さになります。開花をするのは秋です。

秋ギクとも呼ばれています。9月から11月ぐらいをメインに花を咲かせます。花の色としては黄色がよく知られますが、白、赤、ピンク、オレンジと様々な色があります。変わった色としては緑色、茶色、複色タイプもあります。耐寒性があるので、日本において冬を越すことが可能です。耐暑性は特に強いわけでもなく弱いわけでもない種類になります。

ポットマムの他ガーデンマムと呼ばれることがありますが、これは花の名前のように感じているかもしれません。ポットに生えることが出来る、ガーデンに生えることが出来るクリサンセマムの意味として名前が付けられたとされてます。クリサンセマムはキクの事になります。花の付け方としては、一輪ざきのスプレータイプもあれば、

一つの鉢に複数の花がいくつも咲いているような花もあります。うまく作ることができれば一つの植木鉢において菊の花で覆い尽くすようにこんもりと咲かせるようなことができます。かなり豪快な植木鉢になりますから、一本の大きな植木鉢を作るよりも作りがいを感じることが出来るかもしれません。細かいキクの種類についてはあまりこだわらないことが多くなります。

pixta_shefurera

植物のことについて知ることは大事

誰でも一度は植物を育てたり、栽培したことはあるものです。しかし、育て方や栽培方法を良く知らなかったために枯れてしまったり...

pixta_naganegi_01

誰でもできる植物の栽培法、育て方

植物を初めて栽培すると言う事は、育てたことがない人 にとっては育て方もわからずなんだかハードルが高く感じるものです。そん...

pixta_nerine

ネリネの育て方

ネリネという名前の由来はギリシア神話の海の女神であるネレイデスにちなんだものです。花びらに金粉やラメをちりばめたようなき...

pixta_tekofirea

テコフィレアの育て方

南米にはたくさんの野生生物が生息しているとされています。そのなかでテコフィレアという植物があります。テコフィレアは、テコ...

pixta_remonbabena

レモンバーベナの育て方

レモンバーベナは、クマツヅラ科イワダレソウ属の落葉低木です。軽く触れるだけでもかぐわしいレモンの香りがします。この香り代...

SONY DSC

グミの仲間の育て方について

グミと言うとお菓子を連想する人は多いものですが、お菓子のグミと言うのは、グミの仲間となるものを原料として、果汁を搾りだし...

pixta_wederia

ウェデリア(アメリカハマグルマ)の育て方

ウェデリアは地面を這いながら成長が特徴の這い性のキク科の植物であり、常緑の多年草になります。原産地は中央アメリカから南ア...

pixta_fukkisou

フッキソウの育て方

フッキソウは日本原産のツゲ科の植物です。北海道から九州まで日本のどこでも見つけることができます。フッキソウは半低木で、そ...

pixta_trenia

トレニアの育て方

トレニアはインドシナ半島原産の植物で、東南アジア・アフリカなどの熱帯の地域を生息地として約40種が分布しています。属名t...

pixta_homeria

ホメリアの育て方

ホメリアは庭植えの場合に関しては、数年植えっぱなしでもそのままの状態で育つことができます。毎年球根を掘り上げるよりも、花...

スポンサーリンク

pixta_purunera

プルネラの育て方

北アメリカやヨーロッパなどに自生するシソ科の植物で、別名...

pixta_marubatakebuki

マルバタケブキの育て...

マルバタケブキはキク科メタカラコウ属の植物です。原産が日...

pixta_tokisou

トキソウの育て方

ラン科トキソウ属の山野草です。和名は朱鷺草(トキソウ)で...

pixta_gurajioras

グラジオラス(夏咲き...

園芸植物として人気の高いグラジオラスは、200種類前後の...