マツムシソウの育て方
育てる環境について
マツムシソウの育て方について書いていきます。育成のポイントとしては、よく手入れをするということが挙げられます。他の植物であれば、放置しておいても勝手に育つものが多いですが、この植物は比較的手間がかかります。その分、愛着がわきやすいです。さて、それではそのポイントですが、育てているときは草丈に注意しながら日々観察することが大事です。
草丈が高くなって放置していると、倒れこんでしまいます。そのため、ある程度伸びてきたら、茎を支えるために支柱を立てる必要があります。茎と一緒に紐で縛っておくと取れないのでお勧めです。また、花が咲いて枯れてしまった後も放置してはいけません。できるだけ早く花は摘み取ってしまいます。そうすると、次々に新しく花を咲かせてくれます。
こうすることで常に新しい花を見ることができます。観賞用の園芸品種としては理想的です。また、これはあまり知られていないテクニックですが、花が咲き終わったあとに茎をある程度切り取ると、そこから芽が出てきて花が咲きます。手入れについては上記の通りですが、次は置き場所について言及していきます。日当たりの良くて風通しの良いところに置いて育てることが肝要です。
もともと高温多湿を嫌う性質なので、できるだけ涼しい場所に置いてあげる事が大切です。もちろん、真夏には日当たりの良いところではなく、ある程度直射日光を避けることができる場所に安置してあげることも大切です。それというのも、直射日光のあたる場所に放置していると枯れてしまうからです。寒さには強いので、屋外で放置していても越冬には問題ありません。
種付けや水やり、肥料について
うまく栽培するには、植物の特徴を把握した上で育てることが大切です。この植物の大きな特徴は高温多湿が苦手ということです。基本的には日当たりの良いところに安置することが大切ですが、真夏になったら直射日光を避けましょう。また、耐寒性が非常に強いという特徴もありますので、冬になると戸外に放置しておいて問題ありません。
春や秋にかけては、日当たりが良くて風通しのよいところに安置していると、きちんと栽培することができます。また、飼育環境以外では、水やりについてアドバイスします。多湿を嫌う性質を持っているので、その分、乾燥に非常に強いです。そのため、水やりはやりすぎないようにやることがポイントです。
土の表面が乾燥してきたら定期的に水をあげる程度で良いです。多湿になりすぎると花が咲かなくなりますので、注意が必要です。肥料については、株元に腐葉土をたくさん覆うことが重要です。固形肥料よりも液体肥料を定期的に与えることが大事です。他にも赤玉土も多めに入れて混ぜると良いです。あとは、少量でかまいませんが、
石灰を混ぜることもお勧めの方法です。用土は水はけのよいものを使うことが大切です。ただし、これは夏の生育時期に与えることが重要です。冬の休眠活動をしている最中には肥料を与える必要はありません。これはかえって根にダメージを与えることがありますので、気をつけてください。種付けについては、株分けとさし芽をするのがベストです。
増やし方や害虫について
ここではマツムシソウの増やし方について書いていきます。まずは、増やし方についてですが、これは種類に応じてやり方が異なります。いわゆる1年草の種類のものは種播きで増やすことが一般的です。その一方で、多年草の種類のものは、株分けやさし芽で増やす方がお勧めです。種播きの時期については、1年草の場合は、秋頃の9月か10月頃に種まきをすることです。
種播きのときに注意する点は、水はけの良いところに播いて発芽するまでたっぷりと水やりをします。発芽してからは、水のやりすぎはいけませんが、種の状態のときは水を多く必要とするので、しっかりと水の管理をします。発芽した後は、液体肥料を定期的に与えることが大切です。そうして生育期を過ごしたあとは、放置状態でかまいません。
冬の時期は冬眠活動に入りますので、肥料も水やりも必要ではありません。多年草の株分けについては、春頃に行うことです。さし芽については、茎の先端部分を少し切り取って川砂などに挿します。生育上、対策が必要なのは害虫対策です。もっとも対策が必要なのはカビです。
涼しい時期になっても水やりをやりすぎると多湿状態になりカビが発生します。このカビが発生すると、葉、花、茎に斑点が現れてきます。これはただ単に外観を損ねるというものではなく、斑点がどんどん広がると腐敗していきます。この対策としては、多湿を避けることと、カビの発生した部分を取り除くということです。
マツムシソウの歴史
マツムシソウはアジア、アフリカ、ヨーロッパを原産地としており、その分布は非常に広いです。その種類も非常に豊富にあり、100種類近くもあります。その種類の中には、多年草のものもありますが、一年草のものもあります。なお、多年草というのは、毎年花を咲かせるものを言います。
一方、一年草というのは、1度花を咲かせてしまうと、後は枯れてしまうものを言います。また、草丈も種類に応じて非常にバラエティに富んでいます。小さいものでは10センチ程度ですが、大きいものでは1メートルにまで達するものもあります。そうした豊富なバラエティさも手伝って、世界中の人たちに親しまれてきた園芸品種です。
昔から人気のものを挙げるとすると、セイヨウマツムシソウです。これは1度花が咲いたらあとは枯れる1年草です。今でもヨーロッパを中心に人気のある花です。あるいは、多年草であれば、コーカサスマツムシソウを挙げることができます。コーカサス地方を原産地とする花です。名前の由来については、仏具の松虫に似ていることから名付けられました。
この松虫というのは打楽器の1種ですが、灰皿のような形をしており、それが花が散った姿に似ていると言われています。日本でも1種のみ存在します。昔の人間は秋の季節になると、この花が高原を彩る花として好んできました。生息地としては、草地に自生していることが多く、よく見かける花という印象もあったため、愛好家の中では根強い人気を誇っています。
マツムシソウの特徴
マツムシソウは科名をマツムシソウ科と呼ばれており、原産地はヨーロッパを中心にアジア、アフリカもカバーしています。草丈は幅広く10センチ程度のものから1メートルまでです。これほど幅があるのは、種類が非常に豊富にあるため、種類に応じて背丈が異なるためです。開花時期については、5月から10月と、これも種類に応じて時期が幅広いです。
比較的多いのは8月前後です。名前の由来が仏具の玉虫からという説以外にも、昆虫のマツムシを由来とするものもあります。これはマツムシが鳴く時期に花を咲かせることから来ています。花の直径は4センチ程度です。種類の数については、100種類近くありますが、研究者によると80種類というのが一般的な数です。多年草と1年草のものがあります。
1年草の代表としてはセイヨウマツムシです。これは欧州を中心に栽培用の園芸品種として親しまれています。多年草の代表例としてはコーカサスマツムシソウがアジアを中心に人気があります。花の色もバラエティに富んでおり、それが魅力のひとつでもありますが、紫色と青色のものが比較的多く濃い色が多い傾向にあります。
ただし、種類によっては白色の花を咲かせるものもあります。生息地としては、日本中の草地に自生しています。北海道、本州、四国、九州とほぼ日本全国をカバーしています。園芸商品としてドライフラワーにすることが多いです。あるいは、薬草としても使用されることがあります。変種については、タカネマツムシソウとソナレマツムシソウがあります。
-
-
ガクアジサイの育て方
一般名として、ガクアジサイ(額紫陽花)といい学名はHydrangeamacrophyllaf.normalis。分類名は...
-
-
ツタ(ナツヅタ)の育て方
ツタはナタヅタともいい、ブドウ科ツタ属のツタ植物です。古くから存在していて、日本でもよく使われている植物の一つです。昔か...
-
-
フィロデンドロンの育て方
フィロデンドロンとは、サトイモ科フィロデンドロン属の常緑多年草です。「樹木を愛する」という意味のギリシャ語から名付けられ...
-
-
セイヨウタンポポの育て方
セイヨウタンポポは外国原産でそういうところから持ち込まれたタンポポであり、今では我が国を生息地として生えているタンポポで...
-
-
根茎性ベゴニアの育て方
ベゴニアはシュウカイドウ科シュウカイドウ属の植物です。ベゴニアには他種を交配して作られた様々な品種がありますが、それらを...
-
-
アンデスノオトメの育て方
アンデスノオトメというものはマメ科の植物になりますので、マメ科特有の黄色い蝶形をした花を咲かせてくれます。3cmぐらいの...
-
-
ナンテンハギの育て方
ナンテンハギはマメ科でありますが、他のマメ科の植物がツルを使って他の植物に頼ることで立つ植物であるのに対して、そうしたツ...
-
-
タアサイの育て方
中国が原産となるタアサイの歴史は中国の長江付近となる華中で、栄の時代となる960年から1279年に体菜より派生したと言わ...
-
-
ダイモンジソウの育て方
ダイモンジソウはユキノシタ科ユキノシタ属の多年草で、日本国内では北海道や本州、四国、九州などに分布しています。湿り気のあ...
-
-
ベニバナイチゴの育て方
ベニバナイチゴの特徴としてはまずは高さです。1メートルから1.5メートルぐらいなので決して高くはありません。高く伸びてい...






マツムシソウは科名をマツムシソウ科と呼ばれており、原産地はヨーロッパを中心にアジア、アフリカもカバーしています。草丈は幅広く10センチ程度のものから1メートルまでです。これほど幅があるのは、種類が非常に豊富にあるため、種類に応じて背丈が異なるためです。