植物を元気いっぱいに育てるには
植物の育てやすさの違いとは?
育てやすい植物と言われるものには置き場所を選ばず、日なたでも少し日照が悪くてもよく育ち、乾燥や寒さにも耐え病虫害が少ない。と言われるもので、一方、育てにくいと言われるものは日照不足や水ぎれを起こすとすぐに弱ってしまう、
病気や害虫が出やすい。と言われるものです。一般的に言えることは、その植物の原産地の気候が日本の気候と大きく異なっているほど育てにくいということです。
育てやすい観葉植物についても見てみると良く理解できます♪
土選びの重要性
次に大事なことは土選びです。特殊なものを除いては、赤玉と腐葉土が基本用土になります。草花類を育てるときは、赤玉土小粒6粒に対して腐葉土4の割合で混ぜた用土が標準です。それでも乾くのが速い場合は、
腐葉土の割合を5に増やし5対5の配合にします。花木などの樹木類を育てる場合は、赤玉土7に対し腐葉土3のやや重めの土を使います。また、赤玉土は大きな木は根があらいので中粒のものを使い、根が細い木の場合は小粒のものを使います。
植物の栽培に必要な土と水と光が参考になります♪
植物の栽培の水やりの基本
水やりは毎日とか1日おきとか機械的にするものではなく、鉢土が8分通り乾いてきたときに、鉢底から水があふれ出るくらいまでたっぷり水をあげることが基本です。もちろん、乾燥しすぎてもしおれたり枯れたりしてしまいますが、
そうかといってまだ鉢の中が十分湿っている状態の時に水やりを繰り返していると、用土の土粒と土粒の間に水がたまり常に水浸しの状態になり根は呼吸ができず枯れる原因になってしまいます。鉢土が8分通り乾いた時を判断するには、
鉢土の表面が白っぽくなった状態を目安にします。水やりをする時間帯も重要で、土が凍る厳冬期を除き、できるだけ朝の時間帯に済ませるのが原則です。なぜなら夜間は吸水活動が緩やかで朝方から吸水が次第に活発になっていくからです。
真夏の時期、日中の水やりがよくないと言われるのは強い直射日光を受けるため鉢の中が高温になり、根を傷める原因の一つになるからです。花壇植えの場合は、植え付け前の土作りさえきちんと行っていればあとはそれほど頻繁に手入れをしなくても、しっかりとした株に成長し花も咲かせてくれるます。
しかし、鉢やコンテナで育てる場合は根の伸びる容量が限られることもあり、ある程度きめの細やかな手入れが必要になるなど、育て方に工夫が要ります。一つは肥料やりで、容器での栽培は長く育てると肥料切れを起こすので1か月に一度は置き肥を与えるようにします。もう一つは花が咲いた後の花柄摘みです。
-
-
ハベナリアの育て方
ハベナリアはラン科の植物で、草丈は15cmから60cmほどになります。洋ランの中でもその品種が非常に多い植物でもあります...
-
-
チリアヤメの育て方
チリアヤメ(チリ菖蒲/知里菖蒲 Herbertia lahue=Herbertia amoena=Alophia amo...
-
-
ヘーベの育て方
ヘーベの特徴は次のようになっています。オオバコ科のヘーベ属に分類されており、原産地はニュージーランドになります。分類は常...
-
-
モモ(桃)の育て方
桃はよく庭などに園芸用やガーデニングとして植えられていたりしますし、商業用としても栽培されている植物ですので、とても馴染...
-
-
コケ類の育て方
特徴としては乾燥にも強く様々な環境の中で生きていく力が他の植物よりも強いところがあげられます。光と水だけで育成できること...
-
-
植物の栽培、育て方のコツ。
植物を育てるのは生き物を飼うのよりはだいぶ気楽にできます。動かないので当然といえますが、それでもナマモノである以上手を抜...
-
-
サツキの育て方
日本が原産のサツキの歴史は古く5世紀から8世紀頃の万葉集にも登場します。江戸時代に多くの品種がつくられました。盆栽に仕立...
-
-
カミソニアの育て方
カミソニアとは北アメリカの西部を原産とする植物であり、62種類もの品種があります。アカバナ科ですが、開花後に枯れてしまう...
-
-
ムシャリンドウの育て方
ムシャリンドウという花は名前を聞けばリンドウの仲間なのではないかと考える人は多いでしょう。ですが実際は、リンドウとは何の...
-
-
ツニアの育て方
この花の特徴はラン科です。園芸分類としてもランになります。見た目もランらしい鮮やかで豪華な花になっています。多年草で、草...




どれを選ぼうか迷うほど園芸店などにはたくさんの植物が並んでいます。好みの花色や珍しさで選ぶとうまく育たないこともあり、植物の特性を把握した上で選ぶのが理想的です。また、土作りや肥料、水やりといった栽培の基本を押さえていれば致命的な失敗はしないで済みます。