グレープフルーツの育て方
育てる環境について
グレープフルーツは寒い場所での栽培は適していません。育てる場合は出来るだけ日当たりの良い場所で育てるようにしましょう。成長を続ければ15m前後の高さまでになるので庭に植える際は周りの環境に配慮をし、余裕をもって植え付けていきましょう。また、あまり雨の多い場所での栽培は向いていません。
出来るだけ雨に当たらないように育てる必要があります。暑さには比較的強いですが、最低温度が0℃以下にならないようにする必要があります。その為、栽培する場所も限定され、平均気温が18℃以上の暖かい場所で育てる方が良いでしょう。観葉植物として育てる程度であれば、気温はもう少し低くても大丈夫です。
グレープフルーツなどのかんきつ類は、寒さにはあまり強くないので、暖かい地域でなければ鉢植えにしておいて冬は部屋の中に取り込んで育てた方が良いでしょう。植えつける時期は秋か春がよいでしょう。寒さで傷んでしまわないように冬になったらコモやビニールなどで保護してあげましょう。
鉢植えで育てる場合、冬は寒さに弱いので部屋の中に入れて育て春から秋までは外に出して十分日に当てて育てるようにしましょう。出来るだけ日光に当てて育てた方が生育も良く、実もなりやすくなります。育てる場合は環境に配慮しながら育てる必要があります。国内で育てる場合、種子島より南部の場所でないとしっかり育てる事が出来ません。果実の大きさ、水分や甘みが不足してしまいあまり美味しい実になる事が出来ません。
種付けや水やり、肥料について
低温に弱いのでマイナス3℃以下になると枯れ始めます。冬はむしろを樹全体に覆い、寒さ対策を行っていきましょう。施肥は4月、6月、8月、10月に、固形肥料の置き肥を与えます。様子を見ながら追肥を3~11月にかけて、薄めの液体肥料を1週間に1回施すとよいでしょう。土は乾かし気味に与え、なるべく雨にあたらないように育てる様にしましょう。
種からでも育てる事は可能ですが、やはり栽培が難しくなってしまいます。苗から育てる方が育て方は簡単です。水やりは、生育期は土の表面が乾いてきたらあげるようにしましょう。その際たっぷりとあげるのではなく、少し乾き気味にあげるようにしましょう。冬の時期はあまり水はあげないようにしましょう。
また、雨に当たる場所で育てている場合、木自体が病気になってしまう可能性があるので注意が必要です。出来るだけ雨にも当たらないようにして育てる方が良いでしょう。外で育てる場合は日光が直接当たる場所で、室内で育てる場合は窓辺など日の光が入る場所で育てると生育が良くなります。
果実が大きくなってきたら枝を支柱などで支えて安定させるようにすると良いでしょう。また、不要な枝も選定する事で、日光の当たりも良くなるので是非こまめに行いましょう。あまり水を多くあげすぎてしまっても病気になってしまいますし、なかなか水の管理が難しくなってしまいます。実がなるまでにも数年かかる場合もあるので丁寧に育てる必要があります。
増やし方や害虫について
受粉は必要がなく、自家結実しますが、出来れば他の柑橘類の花粉で受粉させたほうがよいでしょう。人工受粉をした方が実が出来やすくなります。接ぎ木をする場合は2月下旬から4月上旬または9月頃がお勧めです。種から増やす場合は、種を収穫したらすぐに蒔くようにしましょう。グレープフルーツには害虫が付きやすくなっています。
エカキムシという虫が付くと食害が起きてしまいます。この虫は葉を食べた跡が絵を描いたように見えるので、このような名前が付きました。見つけたらすぐに取り除くようにしましょう。また他にアゲハ蝶も卵を産みにやってきます。その為、葉を定期的にチェックをして、早めに取り除いていきましょう。
マラソンなどの殺虫剤で殺す方法もありますが、害虫予防としてネットなどかけておくと良いでしょう。また、葉が傷んで来てしまった場合は傷んだ部分をなるべく早く取り除いておきましょう。そのままにしていると病気になってしまうので早めの対策が必要です。日光に当てて乾いたら水を適度に与えておくとまたすぐ新しい葉が出てきます。
また他にもアブラムシやカイガラムシ、ハダニなどの害虫に襲われてしまう場合があるので、見つけ次第退治するようにしましょう。実がたくさんなる場合がありますが、余分な実は取り除くようにしましょう。しっかり環境を管理して育てれば数年後には大きな実を収穫することが出来るでしょう。育てる場所を選ぶので、初心者には難しく感じますが是非挑戦してみましょう。
グレープフルーツの歴史
グレープフルーツの生息地は亜熱帯地方になります。ミカン科・ミカン属になり、原産地は西インド諸島になります。グレープフルーツの歴史は300年ほどとそれほど古いものではありません。18世紀に西インド諸島のバルバドス島で、文旦の突然変異として発見されたのが始まりと言われています。
その後、1823年にアメリカのフロリダに伝わり、栽培が始まりました。日本には大正時代の初めに伝わりましたが、日本の気候にはあまりグレープフルーツの栽培に向かなかった為、定着することが出来ませんでした。その後、昭和の初め頃に日本ではグレープフルーツが大量に輸入されるようになりました。
当時は高級フルーツとして人々に大変重宝され、ブランデーや砂糖をかけて食べるのが一般的でした。1971年に輸入自由化となり、今では値段も手ごろになり、スパーなどで簡単に手に入れる事が出来ます。グレープフルーツは一本の枝にまとまってたくさん実る為に、その姿がぶどうの房の形に似ていることから”グレープフルーツと”呼ばれるようになりました。
黄色くて大きな実がなるグレープフルーツはその酸味と甘みが癖になるフルーツです。健康にも大変良い果物なので、多くの人達に人気になっているフルーツです。サラダなど様々な料理にも合いますし、そのまま食べてもおいしく頂く事が出来ます。大人から子供まで安心して食べる事が出来るフルーツなので、食卓を飾るおいしいフルーツです。
グレープフルーツの特徴
グレープフルーツの木は、常緑樹であり5m程の高さのものが多くあるでしょう。成長をすればもっと伸び、15mくらいの高さになるものもあります。グレープフルーツにはいろいろな種類があります。大きく分けると”ホワイト”と”ルビー”の2種類があります。ホワイトはマーシュ・シードレスという品種が主流になっています。
果肉が白い色をしており、皮は鮮やかな黄色をしています。一般的に食べられているグレープフルーツがこちらのホワイトになります。もう1種類がルビーになります。ルビーの果肉はピンク色をしており、皮もホワイトに比べ多少赤みがかかっています。ホワイトよりも甘みが強くまろやかな味わいをしています。最近ではこちらの人気も高まっています。
その為、今まではホワイトがメインで売られていましたが、最近ではルビーも同じくらい輸入され売られる様になってきました。酸味の中にほろ苦さもあり、大変爽やかな味が特徴です。グレープフルーツは暑さに比較的に強いフルーツです。ビタミンCも豊富に含まれているので、美容にも大変効果的です。
その為、女性にも注目を浴びているフルーツです。また、疲労回復や風邪の予防にも効果的なので、健康食品としても人気が高まっています。また、抗酸化作用もあるのでがん予防にも効果的です。ただし薬と一緒に服用すると、副作用が起きてしまう場合があるので、薬を飲んだ時にグレープフルーツを食べる際は注意しましょう。
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