睡蓮(スイレン)の育て方

睡蓮(スイレン)の育て方

睡蓮の魅力と言えば、なんと言ってもその美しい花、そして風情のある水面に浮く沢山の葉にあります。元々は東南アジアなどの熱帯、亜熱帯気候を中心に分布している植物ですが、日本でも温帯睡蓮および熱帯睡蓮の栽培は可能です。

睡蓮について

睡蓮の魅力と言えば、なんと言ってもその美しい花、そして風情のある水面に浮く沢山の葉にあります。元々は東南アジアなどの熱帯、亜熱帯気候を中心に分布している植物ですが、日本でも温帯睡蓮および熱帯睡蓮の栽培は可能です。

はじめての方でも、睡蓮の育て方のポイントを良く理解していれば、ちゃんと花を咲かせることができます。逆に言えば、ポイントを抑えないで育てることは難しいでしょう。

こちらのホウセンカの育て方も詳細に紹介されています♪

睡蓮の育て方

まず、睡蓮の種まきはせず、苗を購入します。ホームセンターや園芸用品店などにあります。素焼きなどの植木鉢に少量の睡蓮用土を入れ、固形肥料を数個置きます。更に、その上に土を盛ります。

次に、芽の出ている部分を上にして苗を植え、沢山の水をやります。(後に水鉢に入れますので、ここで水をやらないと水鉢の水が汚れてしまいます)20cm以上の深さのある水鉢に水を張り、苗を植えた植木鉢を沈めます。この時、水面から植木鉢の土面までの深さを10cm程度取ります。

以上でセットアップ完了ですが、以下の補足事項も参考にしてください。

・苗植えのタイミングは、3月~5月GWまでが良いでしょう。
・熱帯睡蓮は、冬場に屋内保管が必要になるので、温帯睡蓮の方が楽です。
・温帯睡蓮は、横に根が伸びますので、広め、浅めの鉢を使います。
・睡蓮用の土が見つからない場合は、水生観葉植物用の土でも大丈夫です。
・肥料は固形タイプが扱いやすくて良いでしょう。花が咲きだしたら、固形肥料を追肥します。注意事項として、肥料をやり過ぎないこと。逆効果になりますので、気を付けてください。
・設置場所は日当たり良い所にしましょう。日照が不足すると花が咲かない可能性があります。

日頃のメンテナンスについては、特に難しいことはありません。水は自然と蒸発しますので、細目に補給します。この時、水道水をそのまま入れるのではなく、バケツなどに汲んで日光に当てて翌々日位の水が良いです。

睡蓮栽培の楽しみの一つ

また枯れた葉は茎の根元から取り除きます。最後にもう一つの楽しみとして、メダカを水鉢に入れることをお薦めします。屋外栽培ですので、水鉢にはボウフラが湧くことがあります。メダカはボウフラを好んで食べてくれます。

勿論、メダカ自体が観賞の対象になりますし、睡蓮と合わせて風情があります。注意事項としては、あまり餌を与え過ぎないことです。与え過ぎるとボウフラを食べなくなってしまいます。

メダカには黒メダカや白メダカなどいくつかの種類がありますが、複数の種類を混ぜることはせず、一種類に統一します。ペットショップなどで購入する際は、オスとメスを対にして2組、3組という具合に揃えます。後に、メダカの繁殖が始まるかもしれません。これも睡蓮栽培の楽しみの一つです。

ハスの育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:熱帯スイレンの育て方
タイトル:温帯スイレンの育て方
タイトル:ハスの育て方

pixta_jueruokid

ジュエル・オーキッドの育て方

種類としてはラン科になります。通常園芸分類においてはランとして分類することが多いですが、葉っぱを中心に楽しむものに関して...

pixta_hadenbergia

ハーデンベルギアの育て方

ハーデンベルギアはオーストラリア東部に位置するタスマニアが原産のツル性の常緑樹で、コマチフジ・ヒトツバマメ・ハーデンベル...

pixta_seiyouhiiragi

セイヨウヒイラギの育て方

クリスマスなどによく見られるかわいらしい赤い実を多くつけるセイヨウヒイラギの花言葉は「神を信じます」「将来の見通し」「不...

pixta_jourohotogisu

ジョウロウホトトギスの育て方

ジョウロウホトトギスはユリ科の植物でホトトギス属に分類されており、別名をトサジョウロウホトトギスと言います。

pixta_tamagayaturi

タマガヤツリの育て方

タマガヤツリはカヤツリグサ科の一年草で、湿地帯に多く見られます。生息地は日本においてはほぼ全土、世界的にみても、ほぼ全世...

pixta_ruritamaazami

ルリタマアザミの育て方

ルリタマアザミはアザミという名前がついていますが、アザミ属ではなくヒゴタイ属になります。茎と葉はアザミに似ているのですが...

Plumeria,white flower.

オブッサの育て方

このオブッサとは丸いという意味だそうですが、葉も丸みを帯びていて、独特な柔らかさのある丸い葉なので、穏やかさも演出してく...

pixta_hebiuri

ヘビウリの育て方

インド原産のウリ科の多年草で、別名を「セイロン瓜」といいます。日本には明治末期、中国大陸を経由して渡来しました。国内では...

pixta_kinnsiuri

キンシウリの育て方

キンシウリは19世紀末期に中国、朝鮮半島から日本に伝わった覚糸ウリ(かくしうり)が訛って、呼び名がついたと言われています...

pixta_riatoris

リアトリスの育て方

北アメリカが原産の”リアトリス”。日本には、大正時代に観賞用として渡来した花になります。苗で出回る事が少なく、切り花とし...

スポンサーリンク

pixta_minikabotya

ミニカボチャの育て方

ミニカボチャをはじめとするカボチャの原産地は、インド地方...

pixta_edamame_03

植物の栽培、育て方の...

植物を育てるのは生き物を飼うのよりはだいぶ気楽にできます...

pixta_nekutarin

ネクタリンの育て方

ネクタリンの語源はギリシャ神話に出てくる神々の酒であるネ...

pixta_kinokorui

キノコ類の育て方

きのこ類の特徴として、シイタケに関してはハラタケ目、キシ...