ガイラルディアの育て方

ガイラルディアの育て方

ガイラルディアは、北アメリカおよび南アメリカを原産地として、20種以上が分布しているキク科の植物で和名を天然菊と言い、一年草としては「天人菊 」、毎年花を咲かせる多年草は「大天人菊」と言います。

ガイラルディアの育て方(植え付け方法)

ガイラルディアは、水はけのよい土壌を好み、鉢植えにする場合、腐葉土や天然土、砂を混ぜたものを用い、水持ちが良い一方で水はけも良い状況が花の成長に良い条件となります。庭などに直植えする場合であれば、根鉢が楽に入る大きめの穴を掘り、植え付けると良いでしょう。

粘土の強い土壌では、根腐れがする恐れがあるため、植えつける周辺全体に大きく穴を掘り起し、腐葉土と砂に元の土を混ぜて耕し、さらに腐葉土を上から押し付け、水をまき、1週間ほど自然の状態で土壌を固めます。土の上が乾いている状態で、根鉢が入るように穴を開け、根が折れないように植え付け、土を戻しましょう。

植えた土に腐葉土を軽く重ねて、水やりを行ないます。十分に水やりをした後、水が地中に速やかに吸収されることを確認しましょう。キク科のガイラルディアは寒さに強い植物ですが、本格的な寒さが到来する前にしっかりとした根が土中に張り巡らすように寒くなる10月末までには植え付けを行ないましょう。

もっとも植え付け及び種付けに適した季節として4月から6月、9月から11月までが良いでしょう。とくに、4月から6月の春に植え付け(種付け)をして、夏にしっかりと水やりを行なえばまた、しっかりとした根が張り、凛とした茎と花を咲かせるでしょう。

ガイラルディアの育て方(水やりと手入れ)

水やりの時にしっかりと土が濡れた環境で、暫くするとやや、乾燥するという水はけのよい状態で育ちます。とくに難しい栽培方法ではありませんが、土壌の状態が悪い状態で栽培すれば根腐れをおこし、枯れてしまうことがあります。

鉢植えの場合は、十分に水やりを行なうと、次の水やりまでは、表面の土が乾燥したことをシグナルとして再び水やりをして土を十分に湿らせましょう。水はけが良い状態で植え付け(種付け)後に、しっかりと根が張りつけば、太く成長した根から十分に水分を吸収し、根に水を貯め込むことで、成長を続け、花の寿命を保ちます。

根が十分な水を保有した状態で、過剰に水を与えると根腐れを起すのです。直植えの場合は、長期間、雨が降らない状態を除けば、自然の雨水のみで十分に花が咲きます。鉢植えの場合は、春と秋に適量の肥料を与えると良いでしょう。直植えの場合は地中から十分な栄養があられるため、肥料を与えなくても良いです。

植え付ける場所は、日当たりが良く、また風通しの良い場所を選び、太陽からの光合成を十分に得られる状況でしっかりとした根が張りつくでしょう。雨どいの近くや屋根からの雪が落ちてくるような場所を避け、ごく自然の状況の屋外で植えることを心掛けましょう。

暑さや寒さには強いので、過度な水分を避けることのみで十分に育つでしょう。花は一気に咲き乱れ、見た目が非常に美しいですが、多くの花を咲かす場合、花の寿命がここに違うことがあり、枯れた花は順に摘み取るようにしましょう。

枯れた花を放置しておくことで、種をつくるために栄養が多く供給されるため、株が消耗してしまいます。枯れた花を摘み取ることで全体の花の寿命を長く保ち、見栄えが良くなります。茎が伸びてまばらになったら、伸びすぎた茎を剪定しておくと、次に花を咲かせるときにバランスの良い状態で開花します。

ガイラルディアの育て方(増やし方)

ガイラルディアは、種を採取して花を増やすことが可能です。初夏から夏にかけて、丸い花が綺麗な色から徐々に茶色に変わると、花びらごと摘み取って、涼しい場所にて干しておきます。種付けに適した時期に、サヤから種のみを取り出して、土に植えておきましょう。

差し芽や株分けでも増やすことは可能です。株分けは、3月から4月と9月がもっとも適しています。株を掘り上げて2つから3の芽を1株になるように株分けます。植える間隔が花や葉が伸びることを想定して一定間隔を空けると良いでしょう。

育成旺盛なこの花は雑草同様で、自然環境を好むため、肥料のやり過ぎは栄養過多となり、しっかりと成長しないため、栽培の際には注意が必要となります。また、ガイラルディアの育て方で、注意したいのは、植え付け間隔と共に葉の繁殖力です。

栽培手間の掛からないガイラルディアは、自然環境で十分に成長しますが、葉や花に十分な日当たりが光合成をおこない、成長力を持続しますが、植え付け間隔が狭く、成長と共に葉が茂りすぎると、風通しが悪くなり、さらに水はけが悪くなると、黒斑病や灰色カビ病など茎が腐る病気や根腐れを起します。

ガイラルディアは綺麗な花を咲かせますが、ほとんど病害虫におかされることはありません。しかし、環境悪化により枯れや腐りを呼びますので、葉が茂り過ぎれば、適度に剪定し、また、カビなどの発生を発見したら、広がらないうちに殺菌剤などによるお手入れを行なうと良いでしょう。増えすぎれば鉢を換え、間隔を保つなど自然に育つ環境を整えてあげると良いでしょう。

ガイラルディアの生息地や歴史について

ガイラルディアは、北アメリカおよび南アメリカを原産地として、20種以上が分布しているキク科の植物で和名を天然菊と言い、一年草としては「天人菊 」、毎年花を咲かせる多年草は「大天人菊」と言います。

テンニンギクは、キク科テンニンギク属で、インディアンブランケット、ブランケットフラワー、ガイラルディア と言われることもあります。日本には明治時代に渡来したと言われています。第二次世界大戦のとき、沖縄戦に向けて海軍の空母から飛び立つ特別攻撃隊(神風特攻隊)は、太平洋を主戦場に日本海軍によって編成され、終戦目前に経線能力の無かった日本が、爆薬を搭載した零戦にて、敵国の空母に体当たりするという無謀な作戦が行なわれていました。

特攻の中継地として、奄美群島の北東部に位置する喜界島を利用しており、特攻の命令を受けた海軍航空隊の兵士は二度と戻らないことを知りながら御国のためと飛び立つ前に、島内に生息していたテンネンギクを摘み、花束として贈られ、手渡されており、それから特攻花と呼ばれるようになりました。現在でも、当時、前線基地となっていた、喜界空港が第三空港として利用されていますが、空港周辺には多くのテンニンギクが自然生息しています。

ガイラルディアの特徴

20種以上もの品種が存在し、中央が赤く、花弁の先端のみが黄色く、タンポポのような形状で、テンニンギクは花を咲かせるとその後は枯れる1年草であり、開花からの寿命が長く、環境に強い特徴があります。背丈は30センチから40センチ、花の直径が5センチ程度でタンポポよりも少し大きめです。

一方、オオテンニンギクは、背丈が60センチから90センチにも及ぶもので、花の直径が8センチ前後のものが多いです。オオテンニンギクは、一回り大きなフォルムであり、同じキク科のマーガレットのような形をしています。オオテンニンギクもテンニンギク同様に長期間花を咲かせます。

オオテンニンギクは枯れた後も根を残し、毎年花を咲かせます。キク科の花の特徴として寒さに強い特徴を持つため、冬には雪などが降って、寒さをしっかり覚えると、つぼみが堅くなり、良い花が咲くと言われています。観賞用として多くの品種がつくられると赤色の部分と黄色の淵色がくっきりとした色のものや、グラデーションカラーのもの、花びらの色がすべて黄色のもの、中央の色がオレンジや紫など多くの種類が新種として栽培されています。

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