ヘチマの育て方と食べ方

ヘチマの育て方と食べ方

ヘチマ(糸瓜、天糸瓜)は熱帯アジア原産のつる性の一年草で、キュウリやゴーヤなどと同じく巻き鬚で他物に絡み付きます。ヘチマの種まきは4月ごろで、2、3粒まとめてポット蒔き又は直蒔きをします。土かけの深さは種の大きさの2倍が目安ですので、ヘチマの場合は1cm程度の土をかけます。

ヘチマの育て方

生育が旺盛で広いスペースを必要とするので株間は90cm、少なくとも70cmは空けます。熱帯原産であるヘチマは発芽温度が30~35度とかなり高く、地温が足りない時はマルチで保温したりするとよいでしょう。ポット蒔きにすれば保温しやすいのでおすすめです。

種が腐らぬように発芽までの水遣りは控えめにします。温度等の条件でばらつきはありますが、大体一週間程で発芽します。本場が4~5枚になった頃勢いのいいものを選んで一本立ちになるよう間引きます。ポットから移植するのもこの時期ですので、株間90cmで定植してやります。

ヘチマの栽培時の注意点

加湿が苦手なので地植えにする場合は畝を高くします。グリーンのカーテンとしてヘチマの栽培をするならプランター栽培が手軽です。プランターの種類やサイズに決まりはないのですが少なくとも深さ30cmは欲しい所です。

大きな鉢で育てる方が土が沢山入りますから栄養不足や水切れになりにくく容易です。風で煽られにくくなるというメリットもあります。しかし、ヘチマの葉はゴーヤやアサガオと比べてもかなり大きいですし実った時の総重量はかなりのものになりますので、支柱やネット、設置場所に強度が求められます。

スペース及び強度はゴーヤの2倍以上必要なので注意が必要です。そんなヘチマのおすすめの育て方は土に直接強度のある支柱をしっかり立てて育てる方法です。低く広くネットを張ってやると収穫もしやすく便利です。

ヘチマの花について

広い面積にツルを誘引する為には本葉が6~10枚の頃に先端を摘心してわき芽を伸ばしてやります。ヘチマの花のつきかたはユニークで、雄花と雌花は別々についています。雄花の蕾は細長い柄の先に塊でついていて、スタッズの塊のような形状です。雌花の蕾はやや太めの柄の先に単体でついています。

雌花のこのやや太めの柄のような部分は子房で、果実になる部分です。雄花の蕾群が下の方から順に咲いていき、遅れて雌花が咲きます。ヘチマの花弁は一日で落ちます。沖縄ではヘチマをナーベラーと呼び、20cm程に育ったキュウリ位の大きさの物を炒め料理等に利用します。

受粉から15~20日が目安です。それ以上大きくなると皮は硬くなり食べられません。大きくなりすぎるとえぐ味がでてくるので、そのまま茶色く乾燥するまで収穫せず種を採るか、ヘチマたわしにするという利用法もあります。

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