緑のカーテンに最適な朝顔の育て方
朝顔の特徴
蔓植物で窓を覆い、室内に入る直射日光を軽減する緑のカーテンは、建物の壁面の温度を下げる事も科学的に実証されています。植物の間を通る風はひんやりと感じ、見た目にも美しく、結実する植物なら収穫の喜びもあります。
「植物の栽培は大変」と思われるでしょうが、種類によっては手のかからない物もあります。手始めに、朝顔から育ててみてはどうでしょうか。朝顔は花も咲き、蔓も長く伸びるので、緑のカーテンには最適です。
大きく分けて一年草と宿根草の二種類がありますが、宿根草は一年目ではなかなか花が咲きません。咲き始めるのも株がある程度成長した9月頃なので、手軽に楽しみたければ一年草を選びましょう。ただ宿根草は冬に地上部が枯死しても、春になればまた芽吹くので、次の年の植え付けの手間がありません。
こちらの緑のカーテンの育て方も参考にしてみて下さい♪
朝顔の育て方
特に一年草の育て方は簡単。生育が旺盛なので庭植えが最適ですが、出来ない場合は大型のプランターに土をたっぷり入れて植え付けます。土はプランター専用の土がホームセンターなどで販売されていますので、そちらを用います。庭上の場合、種を蒔く一週間前から、苦土石灰や肥料をすきこみ、土を作っておきます。
肥料は花を楽しみたいなら、開花を促すリンの多い物を選びます。窒素が多いと葉ばかりが茂り、花が少なくなります。緑のカーテンですので葉が多いのは歓迎ですが、せっかく花も楽しめる植物なので、窒素とリンの配合に気を付けて肥料は選びましょう。
植え付け時期は5月の中旬から下旬。日光の良く中る場所に、あらかじめネットや支柱をしたてておきます。種は硬く発芽が悪いので、軽くヤスリで擦ってから一晩水を吸わせて植え付けます。朝顔は水を好みますので、庭植えでも地表が乾いたらたっぷりと水をやります。プランターの場合、地表が濡れているようなら、根腐れ防止に水やりを控えます。
摘芯の一手間で、株が大きくなります。葉が8枚から10枚ほどになったら、尖端の蔓の先を切ってしまいます。そうすると、枝の間から脇芽が出て株は大きく生い茂ります。緑のカーテンに最適なもう一つの理由は、日光を好む性質です。夏の間中緑の葉を茂らせ、後から後から絶え間なく花を咲かせます。
こちらのアサガオの育て方についても参考にどうぞ♪
朝顔の栽培の注意すべき点
注意すべき点は大きく二つ。プランターの場合は新しい土で育てます。去年何かを植え付けた土には病原菌や虫が住んでいます。熱湯消毒や、培養土を再生させる商品もありますが、なるべく新しい土を購入して植えましょう。
水の管理も大切です。盛夏には朝夕水をやり、夏の日差しに負けないようにします。昼の水やりはもちろんNG。土の表面が高温になると内部の水分の温度も上がり、根が煮えてしまいます。
下記のサイトも詳しく書いてありますので、凄く参考になります♪
タイトル:ルコウソウの育て方
タイトル:アサガオの育て方
タイトル:モミジバアサガオの育て方
タイトル:マンデビラの育て方について
-
ノウゼンカズラの育て方
ノウゼンカズラの歴史は古く、中国の中・南部が原産の生息地です。日本に入ってきたのは平安時代で、この頃には薬用植物として使...
-
オオイヌノフグリの育て方
気温が下がりつつある秋に芽を出して、冬に生長し春の早いシーズンに小さな花を咲かせるプラントです。また寒い冬でも過ごせるよ...
-
アニスヒソップの育て方
アニスヒソップはシソ科 カワミドリ属の常緑多年草です。原産は北アメリカから中央アメリカで、森林や比較的降水量の多い高原な...
-
ギンヨウアカシアの育て方
ギンヨウアカシアの原産地はオーストラリアで、南半球の熱帯や亜熱帯を主な生息地としています。ハナアカシア、ミモザ、ミモザア...
-
シシリンチウムの育て方
シシリンチウムは原産地が北アメリカの常緑多年草となっています。この名前ではピンとこない人でも、庭石菖(ニワゼキショウ)と...
-
アークトチスの育て方
南アフリカ、熱帯アフリカを原産地とし、そこにはおよそ65種類ものアークトチスが分布しています。その中でも日本に初めて入っ...
-
ナズナの育て方
植物分類としては、アブラナ科のナズナ属となります。高さは20から40センチで、花の時期は2月から6月にかけて。ロゼッタ状...
-
デュランタの育て方
クマツヅラ科ハリマツリ族(デュランタ属)の熱帯植物です。形態は低木です。和名には、ハリマツリ、タイワンレンギョウ、などの...
-
パンジーの育てかたについて
スミレ科のパンジーは、寒さには強いのですが、暑さに弱く、5月前後に枯れてしまいます。ガーデニング初心者の方には、向いてい...
-
コバンソウの育て方
コバンソウはイネ科の植物で、大振りの稲穂がしなだれているような姿をして居ます。四月の終わりから七月ごろにかけて徐々に開花...
ここ数年毎年猛暑が続き、今や日本は熱帯よりも熱いと言われています。コンクリートやアスファルトに覆われた環境では、思うように気温は下げられません。そこで冷房費を抑えてくれる強い味方が「緑のカーテン」です。