大きなサツマイモを育て上げる

サツマイモの育て方
農家では電熱温床で苗を作りますが、家庭菜園では農家からバラで分けてもらうか、園芸店から購入すると少量で購入することができ、50本や100本単位が必要ならホームセンターで仕入れるのがおすすめです。
サツマイモの栽培で苗からの育て方は、病気を予防するために48度のお湯を40分ほど種芋に浸します。野菜などを作っていた場所でしたら、元肥もほとんど必要ないですが、肥料が少ない畑で育てる場合は堆肥、油かす・わら・落ち葉・米糠・石灰・鶏糞・籾殻等を土に混ぜて耕し、窒素肥料はつるばかし茂って芋が育たなくなるので避けるようにするのがポイントです。
畝間は60から70センチ、高さ30から40センチを目安に作っていきます。植え付けは、種芋からでた蔓を30センチ程度切り取った苗を使用します。5月中旬から6月末までに株間30センチ、土の温度は18度ぐらいが丁度よく、芋の収穫量を考えると船底植え、斜め植えがおすすめで、苗が小さい場合はななめ植えが良いです。
こちらのさつまいもの育て方を良く見て頂くと良いと思います♪
サツマイモの栽培時の注意点
サツマイモの種まきが完了してしばらくしたらつるが伸びてきますので、新葉が6枚ぐらいを見計らってつるの先端や草を抜いたり、土寄せをしていきます。マルチをしてもしなくても栽培できますが、敷いていけば生育初期に地温が上がって活着しやすく、雑草などの防除効果も生まれ収穫量が増えてきます。
注意点は、水はけの悪い所はサツマイモが腐ってしまうので条件が合っていない畑は無しで栽培するのが無難です。植えつけ直後にたっぷりと水を与え大きな芋を作りたい場合は、余分な場所に根を張らせないために定期的につるを裏返して栄養を特定のサツマイモへ集中させるのがコツです。
サツマイモの収穫に関して
早掘りしてからの植え付けは80日からですが、通常植え付けから120日ぐらい経過(9から11月がおすすめ)してから、サツマイモの大きさを確かめて天気の良い日に土の温度が10度以下になる前に、蔓の根元の15センチ位を残してハサミで切りとり、残した蔓を両手で引っ張って、土の中から芋を一気に引っこ抜いて収穫します。
収穫したサツマイモは、日干しか陰干を行って新聞紙などの紙に包み発泡スチロールに入れて保存すると美味しく召し上がれます。また収穫してから1週間から2週間ほど置いておくとでんぷんから糖に変わって甘くなるので、つるの先端の茎は食べる事ができます。
サツマイモの特性で室温20から30度を好み10度以下で腐るので、茎を切り取り小さな鉢にさして暖かい室内に入れて冬を越せば、来年苗としてすぐに使用する事も可能です。
サツマイモの育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:サツマイモの育て方
-
-
芝桜の育て方
たくさん増えると小さな花がまるで絨毯のように見えることから公園などにも植えられることが多い芝桜は北アメリカ東海岸が原産で...
-
-
春菊の育て方
春菊の原産地はトルコやギリシャの地中海沿岸を生息地としていたと言われています。その後地中海沿岸から東アジアの地域へ伝わっ...
-
-
ヒメジョオンの育て方
ヒメジョオンは、北アメリカが原産の植物で、明治維新で日本が揺れているころに、入ってきて、以来日本中に広がり、色んな家の庭...
-
-
グラマトフィラムの育て方
グラマトフィラムの原産は東南アジアで、暑い地域の植物です。生息地では12種の原種があります。洋蘭の一種で、熱帯からヨーロ...
-
-
オヤマリンドウの育て方
オヤマリンドウの特徴は名前の由来にもなっておりますように、ある程度標高の高い亜高山や高山に咲くことが大きな特徴です。そし...
-
-
スイセンの育て方
スイセン、漢字で書くと水仙。この植物は、ヒガンバナ科(旧分類だとユリ科)スイセン属の多年草です。地中海沿岸やスペイン、ポ...
-
-
ヤツデの育て方
ヤツデは学名がファツシア・ジャポニカということでジャポニカとありますから、日本固有の種類ということがわかりますが、ウコギ...
-
-
ツニアの育て方
この花の特徴はラン科です。園芸分類としてもランになります。見た目もランらしい鮮やかで豪華な花になっています。多年草で、草...
-
-
クレオメの育て方
通常クレオメというとセイヨウフウチョウソウの種のことを言います。フウチョウソウ属とはフウチョウソウ科の属の1つで主な原産...
-
-
ゴールデンクラッカーの育て方
この花についての特徴としてはキク科、ユリオプス属になります。花が咲いている状態を見るとキクのようには見えませんが、黄色い...
サツマイモは特別な病害虫もなく農園での育て方としては手が掛からないし、家族でいもほりとして楽しむことできる作物です。