カンパニュラの育て方について

カンパニュラの育て方について

カンパニュラは、釣り鐘のような形の大ぶりの花をたくさん咲かせるキキョウ科の植物です。草丈が1m近くまで伸びる高性タイプの植物なので、花壇の奥の方にカンパニュラを群生させ、手前の方に草丈が低い植物を植えるようにすると、バランスのとれた美しい景色を作り出すことができます。

カンパニュラの特徴

キキョウ科の植物ですから、花色が紫色のものがよく出回っています。しかし、紫色以外にもピンクやホワイトのものが売られていますので、複数の色のものを混生させるようにするとナチュラルで優しい雰囲気を醸し出すことができます。

どの花色も淡い色調になっていますから、多色使いをしてもうるさい印象になりません。かえって華やかさが増して豪華になります。なので、多色使いの方が1色でまとめてしまうよりもおすすめできます。

花の色を増やすならこちらのパンジーの育てかたについても参考にしてみて下さい♪

カンパニュラの育て方

カンパニュラを自宅の庭で栽培する場合の植え付け時期は、だいたい10~11月頃ということになります。開花時期は春なのですが、苗が店頭に出回るのは秋です。耐寒性のある植物なので、秋のうちに植え付けて、そのまま越冬させて春の開花を待つということになります。

冬の間はほとんど成長しませんから、特に育て方で気をつけるべきようなことはありません。あまりにも寒い日が続くと根が凍ってしまうのではないかと心配になることがありますが、そのような場合にはチップや藁で株元を覆って保温対策を施すようにすれば大丈夫です。

カンパニュラの中には、一定以上の低温にさらされないと花芽を作ることができない品種もありますので、過保護にしすぎても何もよいことはありません。寒い期間中、あえて庭で冬越しさせるようにすれば、しっかりとした丈夫な根を地中に張り巡らせることができるので、花付きが良くなります。

こちらの家庭菜園や花壇の作り方において大事な事も参考になります♪

カンパニュラの栽培の注意点

冬の間のカンパニュラは、葉を地面にぺたっと広げた状態になっていますが、春になって気温が上がってくると、にょきにょきと上に伸び始めます。最低でも50cm程度の草丈になりますので、花穂が伸び始めるようになったら支柱を立てて風で倒れてしまわないようにしてやる必要があります。

支柱を立てた後でさらに大きく伸びる可能性が高いので、最初から余裕を持って長めの支柱を立てておくようにするのが望ましいです。また、長く開花期を楽しむためには、咲き終わった花穂を早めに摘み取ってやることが必須になります。

花が咲き終わった花穂を摘み取ると、その脇から新しい花穂が生えてきます。ですので、結果的にかなり長く花を楽しむことができるようになります。ちなみに、カンパニュラは本来二年草なのですが、耐寒性が強い代わりに夏の暑さに弱いという特徴を持っており、夏越しすることができずに枯れてしまうケースが多いです。そのため、多くの園芸店が一年草扱いで販売しています。

花の育て方など色々な植物の育て方に興味がある方は下記の記事も凄く参考になります♪
タイトル:チシマギキョウの育て方
タイトル:カンパニュラ・メディウムの育て方
タイトル:オトメギキョウの育て方
タイトル:ナスタチウム(キンレンカ、金蓮花)の栽培
タイトル:ベルフラワーの育て方
タイトル:イソトマの育て方

pixta_kasiwaajisai

カシワバアジサイの育て方

カシワバアジサイは古くからアジサイ類の仲間として広く親しまれてきました。日本でも奈良時代後期の万葉集にアジサイのことが詠...

pixta_iresine

イレシネの育て方

イレシネは、熱帯アメリカやオーストラリア、ブラジル南部、エクアドルなどを中心に温帯地方に約40~70種類ほど自生している...

pixta_kasumisou

カスミソウの育て方

カスミソウの原産地は地中海沿岸から中央アジア、シベリアなどで、生息地は夏季冷涼なところです。カスミソウの属名ギプソフィラ...

pixta_monaruda

モナルダの育て方

この植物に関しては、被子植物に該当し、シソ目、シソ科、ヤグルマハッカ属になります。非常に見た目がきれいな花が咲くことから...

pixta_barapyua

バラ(ピュア)の育て方

その特徴といえば、たくさんありますが、特徴を挙げるとすれば、その香りが最大の特徴ではないかと考えられます。もし、いくら花...

pixta_sukabiosa

スカビオーサの育て方

別名を西洋マツムシソウといいます。英名ではピンクッションフラワーやエジプシャンローズ、スイートスカビオスなどあります。ス...

pixta_kibusi

キブシの育て方

キブシは日本の自然の中では、山の中でよく見られる木ですが3メートルから5メートルぐらいまで成長するということで、山の中の...

pixta_reukadendoron

レウカデンドロンの育て方

「レウカデンドロン」は、南アフリカ原産の常緑低木で熱帯地域を中心に広く自生しています。科目はヤマモガシ科レウカデンドロン...

pixta_inpachence

インパチエンスの育て方

暖かい時期に、色とりどりの美しい花を咲かせるインパチエンスは、熱帯や亜熱帯の地域が原産地です。アフリカやインドといった高...

pixta_kamomiru

カモミールの育て方

カモミールは、現在では色々な国で栽培されていますが、原産は西アジアからヨーロッパです。西アジアからヨーロッパを主な生息地...

スポンサーリンク

pixta_banana11

バナナの育て方

バナナの歴史は非常に古く紀元前10000年前には既に人間...

pixta_margalet

マーガレットの育て方

マーガレットは、大西洋に浮かぶカナリア諸島が原産で、もと...

pixta_geisoriza

ゲイソリザの育て方

ゲイソリザはアヤメ科の植物で原産地は南アフリカとなってい...

pixta_sugavine

シュガーバインの育て...

シュガーバインは、ブドウのような葉をつけ、葉のつけ根から...